内容説明
弥生時代から古墳時代―なにが、どう変わったか?弥生の集落と社会、弥生の墳墓から古墳の出現「村」から「国」へ、など―日本の考古学界をリードする早大・明大の研究者たちが最新の研究成果から、弥生時代から古墳時代への変容を解く。
目次
第1部 集落と地域社会の変貌(村から「国」へ―権威と力の誕生;関東南部弥生中期後半から後期の社会情勢(予察)
弥生時代後期の集落群―下戸塚遺跡とその周辺
南関東の弥生後期集落
地域社会の成り立ちと遠隔地間交流―古井遺跡群とその時代)
第2部 弥生墳墓から古墳へ(古墳成立の意味するもの;古墳とクニ;畿内における弥生墳墓と古墳;墳墓における土器配置から古墳時代の開始に迫る;古墳出現前後の墓と集落―西日本の事例から)