内容説明
いままでわかったことは何か?わからないことは何か?訂正することは何か?20世紀の考古学の足跡と成果を再検討し21世紀の考古学の課題と展望を探る。
目次
1 戦後50年の日本考古学
2 人類学会の創立から日本考古学協会の創立へ
3 勃興期の考古学界―浜田耕作(青陵)の時代
4 宮都発掘40年―大規模史跡の調査と保存
5 岩宿から上高森まで
6 縄文時代のムラと社会と世界観
7 登呂・池上曽根・吉野ケ里
8 黒塚古墳発掘の意義
9 古墳時代イメージの革新
10 北日本の考古学―古代の蝦夷とアイヌ
11 南島の先史世界