悲劇の金印

悲劇の金印

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784311201509
  • NDC分類 210.02
  • Cコード C0021

内容説明

金印の王は「殺された」。「漢委奴国王」金印の謎を解く原田大六の絶筆。

目次

序章 金印のゆくえ
第1章 空白の金印遺跡
第2章 受難の金印
第3章 弥生時代における漢文化の導入
第4章 倭王(筑紫大王)の墓
第5章 王妃墓と将軍墓
第6章 諸国王の墓
第7章 大甕棺王国(筑紫倭国)の版図
第8章 「漢委奴国王」の訓み方
第9章 倭王や諸国王を育成した背景
第10章 階級社会の形成
第11章 悲劇の金印
第11章を考える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hyena_no_papa

3
書棚に眠っていたまま20数年、ようやく読んだ。伊都国王と渾名された原田大六氏の絶筆。没後有志によって刊行に至る。読んでみて最後まで〝原田ワールドだった!〟という感慨のみ。考古学者でありながら、漢籍記紀万葉にも通じる。素人が気軽についていける内容ではない。項目のみ3条遺された第11章に「何らかの結論」を出すよう求められても、推理の得意な人以外には難題だろう。〝原田ワールド〟の幕を引くのは原田大六氏以外にはない。最後に安本美典氏の『奴国の滅亡』が紹介されるが、愚生には安本氏の歴史観のほうが受け入れやすかった。2021/03/15

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