感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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**日本神話**天皇ネタの小説読解の為読了。古代天皇ネタ作品の重要なキーワードに"古鏡・巫女・神懸かり(神降ろし)・審神者"があります。他にも多々ありますが、これで1組のセットと言えます。その中で、本書は古鏡についてかなり丁寧なガイド本と思ってます――日本神話系の伝奇小説・歴史小説・ファンタジー小説でミッシングリンクが存在します。それは、邪馬台国の卑弥呼⇒大和朝廷の流れです。しかし、読み解く資料はある。それがこの一組のキーワードです。卑弥呼時代、巫女は自身に神を降臨させその言葉で政治を治めていた。⇒続き2013/02/13
くまきん
1
古代の鏡についての詳細な解説本は、今の新書版や文庫本で見た事は一回もない。アマゾンで検索しても目ん玉飛び出るような高価本ばかり。きっと奥が深くてすぎる世界なんだろう。そんな中古書で見つけたこの本は自分にとっては貴重だった。しかし鏡の文様を写真ではなく線画でくっきりと例示して欲しかったけど。2015/08/05