ＫＡＷＡＤＥ夢ムック 文藝別冊 ジミ・ヘンドリックス伝説 - 『エレクトリック・レディランド』５０周年

河出書房新社（2018/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 224p／高さ 21cm
• 商品コード 9784309979588
• NDC分類 764.7
• Cコード C9473

出版社内容情報

史上最大の伝説ジミ・ヘンドリックスの偉大に迫る決定版。ジミセン×大鷹俊一、大友良英、山本精一、保坂和志、小野瀬雅生、湯浅学他

河出書房新社編集部［カワデショボウシンシャヘンシュウブ］
編集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[1959のコールマン]

☆4。なぜか「伝説」と付いている。「これは事実ではありませんよ」ということか？それとも「ジミヘンについてつらつら勝手なことを書いた本です」ということか？いずれにせよ、論評、分析が中心で、彼のインタビュー記事とか、写真とか、新しい情報、スクープ、使用機材については皆無に近い。とはいえそれ以外の情報――――人脈、音楽の広がり、社会状況など、とりあえずジミヘンって何？という事を知りたいときに、チェックリストとして使える。出来ればもっと厚くして事典の様にして、索引も付ければ良かったが、それは望みすぎか。

2020/03/13

[hideo]

ジミヘンの何がいいのかわからなかったが、最近ユーチューブなどの動画と音質改善されたライブ音源を聞くと凄さがわかる。左利きギタリスト。クリムゾンのコンサートの後、ロバートフィリップと握手するとき、「左手で握手してくれ。心臓にちかいから」早逝の天才。

2021/07/02

[かんたろー]

本屋で偶然見つけて購入！ジミヘンドリックス ものはついつい購入してしまう。このシリーズは以前出たジミヘン特集を持っているが文芸出版社らしく理屈っぽい。 今回は高尚な記事は少なかったが、長澤唯史と松村正人の記事はサッパリ意味が分からず。また、206ページの「クラッシュ・ランディング」は『レインボウ・ブリッジ』の間違いではないのか？

2019/02/09

[アーク]

ジミヘンの音源は一通りは聴いていたつもりだったけれど、短い活動期間で濃密な音楽を作り上げた天才ギタリストという程度の認識しかなかった。本書を読んで、その人となりとか音楽ビジネスとの付き合い方とか、そのバックグラウンドを寄り深く知ることができた。まあ本書のコンセプトからして、ジミヘンのファンをターゲットにしてるんだろうけど、洋楽ファンとしても読んでいて参考になる一冊ではあったな。

2019/02/05