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古今亭志ん朝 - 落語家としての生涯

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309978475
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C9476

出版社内容情報

惜しくも63歳で世を去った古今亭志ん朝。あらためて江戸落語の名手と言われた「落語家」志ん朝の存在の意味に迫る。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hitsuji023

4
志ん朝の人柄、芸について、生い立ちなどがよくわかる。志ん生の息子というだけで相当なプレッシャーがあったと想像するが自分の芸を磨き見事な名人芸を完成させた落語を実際この目で見れなかったことが悔やまれる。しかし、音源は残っているんだから気楽な気持ちで聞き続けることにしよう。 この本の中ではやはり立川談志のエッセイがとてもよかった。正直に思ったことを書いている印象。以下引用。 「志ん朝クラスといえばいえばいいか、ああいう噺家が、もっといたら落語界は談志の御託を許さなかったかも知れない」 最高の褒め言葉である。2016/11/12

ワッツ

3
こぶとの対談は以前読んだが、未収録部分が初公開されていた。これは生涯最後の対談でもあり、実に興味深い。あとは談志らのエッセイや、志ん朝本人の芸談やドイツ語についての対談、それから後輩落語家達が語る秘話も満載で、厠でのんびり読み耽っていたが、楽しいトイレタイムを過ごすことが出来た。一人一人の語る志ん朝がそれぞれ個性的で魅力的だった。心底、華のある人だったんだなあ。2015/09/13

もくもく

3
文藝別冊のバックナンバーは、面白そうな特集が並んでいるなあ…と眺めて、とりあえず「古今亭志ん朝」の一冊を購入しました。01年の「古今亭志ん朝 最後の対談」という、正蔵を襲名する前の「こぶ平」との対談は、緊張している こぶ平 の姿がそこに見えるようで、大いに面白かったです。02年に発表されたという、立川談志の「志ん朝へ」というエッセイも、「だいぶ前に『いま、落語を自分で金を払って聴くとしたら志ん朝しかいねえな』と言っていた」と明かしながら「いい時に死んだ」と毒舌を披露することも忘れないのが談志らしいなあ。2015/08/10

まさやん80

1
僕は、志ん朝の落語が大好きで、ここのところ彼の落語を熱心に聞いている。 このムック本は、志ん朝の対談、落語家が語る志ん朝、巻末には志ん朝演目一覧まで付いている。中でも、立川談志の追悼エッセイは談志らしい愛憎が見え隠れして面白い。2020/02/28

はかせ

1
のざらしや試し酒など地方にいるとどうしてもくさめの演出に触れることがおおかったのだろうか。ま、伝説のひとだわ。2015/01/04

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