感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Isamash
8
昔は大島監督「愛と希望の街」を頭でっかちと捉えたが、最近数本見て新たに関心高まる。本書は2013年1月に亡くなったことで2013年5月に出版された文藝別冊の大島渚総特集。ベルナルド・ベルドルッチ監督の弔辞やマーティン・スコセッシ監督の小山明子への手紙が掲載。そして、篠田正浩、松本俊夫、吉田喜重、小山明子、川津祐介、緑摩子、原将人といった人達が寄稿している。篠田が大島の「少年」を見て、小津安二郎の傑作「生まれてはきたけれど」を思い出し、大島の映画を、彼が拒絶していた小津の直系でないか、と言っていて興味深い。2021/12/24
tsukamg
1
大島渚死去直後のムック本。しかし、大島渚作品については、大島渚自身が語る言葉が一番面白い。語られっぱなしであることがどこか寂しい。2016/09/26
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