内容説明
戦後雑誌の革命児。時代が生み落とした編集の天才。
目次
第1章 歴史と思想(雑誌『ポパイ』の創刊;幕末・明治維新;いまのマガジンハウスについて;ロジックとエモーション;木滑と甘糟その一・昭和編;木滑と甘糟その二・幕末編)
第2章 遍歴と足跡(昭和十年代、終戦まで;昭和二十年代のこと;昭和三十年代のこと;『平凡パンチ』の時代;『アンアン』から『ポパイ』へ)
第3章 改造と創刊(木滑さんとの会話 自慢話について;木滑さんとの出会い;一九八三年から八十五年にかけて;『HEIBON PUNCH』改造)
第4章 桎梏と蹉跌(会社を辞める;退社前後;二〇一七年木滑良久事務所設立計画;計画の挫折)
最終章 時代の終焉(最後の言葉)
著者等紹介
塩澤幸登[シオザワユキト]
小説家・編集者。1947年長野県生まれ。世田谷区立多聞小学校、同区立駒留中学校、都立千歳丘高校、早稲田大学文学部西洋史学科を経て平凡出版(現マガジンハウス)入社。雑誌編集者として月刊『平凡』、『週刊平凡』、『平凡パンチ』、『Tarzan』などの編集を担当。雑誌『Gulliver』編集長。2002年退社。以後作家活動に入り、昭和の大衆文化を主なフィールドにノンフィクションを書きつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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