出版社内容情報
パラレルワールドにあたる大陸の物語。19世紀、生まれる前のジョン・レノンの唄が響き、ゲットーの森からは悪魔の声が聞こえる。
内容説明
生誕百年前のジョン・レノンに出会ったその同じ冬、隼は旅重なる亡命者スピノザの帰還に立会った…ユウラシアの霧に視界を阻まれ…正夢という名の悪夢、孤高のドゥルージアンによる魔術的時空を舞台とする脱領域的物語。第二長篇『ユウラシヤ』(全4部)の第2部。
著者等紹介
蜷川泰司[ニナガワヤスシ]
1954年京都市に生まれる。大学院修了後、出版社勤務をへて、海外をふくむ各地で日本語の教育と関連の研究にたずさわる。2003年に最初の長篇『空の瞳』でデビュー。2013年の作品集『新たなる死』は全国学校図書館協議会の選定図書に選ばれる(いずれも河出書房新社)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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