出版社内容情報
ガッチャマン、タイムボカンシリーズなど多数の名作アニメを生んだ九里一平の自伝と今回新発見の未発表作品などをまとめた作品集。
九里 一平[クリ イッペイ]
マンガ家を経てタツノコプロを3兄弟で設立。ガッチャマン、タイムボカンシリーズ、みなしごハッチなど数々の名作アニメを生みだした。圧倒的な画力と研ぎ澄まされた感性で、現在も精力的に作家活動を続けている。
MOBSPROOF編集部[モブスプルーフヘンシュウブ]
国内外のエッジの効いた音楽やカルチャーに敏感な人たちに圧倒的支持を受けるパンク専門誌MOBSPROOFが、最狂の執筆陣を終結してミュージシャンの人生に迫る!
目次
1 京都から東京へ
2 兄との生活―漫画家デビュー
3 漫画家ハードデイズ
4 タツノコプロ誕生
5 タツノコプロを支えた個性と才能
6 発想と表現のオリジナリティ
FUTURE クリエイターとしての九里一平と未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
60
掲載されているイラストに惹かれて随分前に古本屋さんで買っていたもの。九里一平の自叙伝であり、タツノコプロの作品解説であり、九里一平のイラスト集でもある。兄の吉田竜夫と漫画を描き、アニメを作ってきた。手塚治虫とはまた違うオリジナリティを持った作品の数々。この本は2016年の刊行で、九里自身も次の作品への意欲を語っていた。もう見ることが出来ないのが残念である。私は個人的には漫画は「マッハ三四郎」が、アニメは「紅三四郎」が大好きだった。2025/02/15
みのにゃー
3
九里一平が語る自伝とタツノコプロの歴史。黎明期の苦労というか裏話が興味深い。未発表のイラストが満載。2016年発行。2023年に亡くなられた。タツノコプロを辞められてから描いたという漫画はどうなったのだろう。2025/11/30




