出版社内容情報
受託：客注のみ○、紙短冊を西片まで
内容説明
ハンセン病者として七十年以上を歩んできた著者が体験と見聞から生み出した短編小説。
著者等紹介
林志明［リンチミン］
１９２９年中国・広東省生まれ。著作・書画活動を精力的に行う。ハンセン病回復者。１１歳の時にハンセン病と診断される。１９５１年ハンセン病病院に入院。６１年に社会復帰するがハンセン病回復者であったために職を追われ、以降は入退院を繰り返し、１９７８年からは、２０年間路上で売字（人のために字を書いて売る）をして暮らす。この頃から自身や療友の体験を小説に書き始める。１９９６年回復者支援団体「広東省漢達（ハンダ）康福協会」創設にかかわり、中国各地のハンセン病回復村で支援活動に携わるほか、「漢達（ハンダ）通信」編集長として取材・執筆を行う
〓晶音［トウアキネ］
１９８８年横浜生まれ。在日中国人三世。２００４年上海に留学し中国語を修得。２００７年よりＦＩＷＣ関東委員会などが主催する中国ハンセン病回復村でのワークキャンプに参加。これまで、広東省、湖南省、海南省の回復村で活動に従事。２０１２年桜美林大学大学院国際学研究科国際学専攻博士前期課程修了。商社勤務を経て翻訳業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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