出版社内容情報
佐々木基一、井伏鱒二に見出され、広島の原爆を生涯のテーマと課し、静謐で幻想的な筆致で書き続けた作家が自ら選んだ短編5篇。
【著者紹介】
1930年広島生。広島で被爆、弟を亡くす。広島大学政経学部卒業。59年「靴」で「群像」新人賞佳作。本名・駒田博之でテレビ・ドラマなどの脚本を執筆。日本放送作家協会・日本脚本家連盟所属。安芸文学所属。
内容説明
井伏鱒二、佐々木基一に才能を見出され、原爆をテーマに書き続けた作家の自選作品集。原爆の異常な体験を異常なもののままに深く静かに描き続けた六十年の集成。
著者等紹介
石田耕治[イシダコウジ]
本名・駒田博之。1930年広島生まれ。1953年広島大学政経学部卒業、広島銀行入社。翌1954年退職して東京へ出る。1959年「群像」新人賞佳作。以後主として原爆をテーマにした小説を書き続ける。本名でテレビ・ドラマなどの脚本を執筆する。「日本放送作家協会・日本脚本家連盟」所属。安芸文学所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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