内容説明
村山実(後に阪神タイガース・投手)は彼にピンポイントのコントロールを身につけろ、そうすれば勝てるといった…。これは36日間超過の年齢制限に引っかかり、公式試合への出場停止処分を受けた、19才の高校球児の物語である。
目次
第1章 初めて野球と出会った日
第2章 安来第一中学野球部入部
第3章 米子東高校野球部入部
第4章 甲子園初体験、村山実さんとの出会い
第5章 逃避行
第6章 38度線を越えて
第7章 ふたたび甲子園へ
第8章 死闘
第9章 決戦、夢の終わり
第10章 甲子園のマウンドを下りてからのこと
著者等紹介
長島康夫[ナガシマヤスオ]
1937年生まれ。鳥取県立米子東高校のエースとして二度甲子園に出場。卒業後はプロの勧誘を断り富士製鉄に就職、実業団野球でも大活躍した。富士製鉄広畑時代には姫路南高校野球部の監督も務めた。平成9年、新日鐵を定年退職後、同社の野球部監督も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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