出版社内容情報
画家の人生をメルヘンに喩え、作品のヒルデガルトの幻視との類似を指摘する。巌谷國士が案内するアンティエ・グメルスの不思議な世界
内容説明
「ひかり」をテーマに描きつづけているレーゲンスブルク出身のドイツ人女性画家の半生と作品を、美しいカラー図版とともに紹介。
著者等紹介
巖谷國士[イワヤクニオ]
1943年に東京で生まれ、東京大学卒、同大学院修了。フランス文学者・美術批評家・明治学院大学教授であり、とくにシュルレアリスムの専門家として知られる。数多くの研究書や翻訳書のほかに、旅行書・メルヘン・写真・展覧会企画・講演などによってシュルレアリスムを体現(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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保山ひャン
2
ドイツに生まれ、イタリアに移住後、日本に移住したアーチスト、アンティエ・グメルスの「ひ・か・り」展のカタログとして出版された本。文字通り光に満ちた作品内容で、ルミナリエやエレクトリカルパレードを見る思いがした。序文を巌谷國士さんが寄せており、その内容が本書のタイトルになっている。アール・ブリュットの香り以外に、アンティエの転換と変容に着目しているところは、巌谷さんが澁澤龍彦を語る際に変化を重視するのを想起させた。一つのイメージに作家を固定することを嫌う巌谷さんの姿勢を見た思いがした。2018/03/12
影法師
0
コレの良さとか私には理解できない。2009/10/29
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