E´.T.classics
ミッドサマー・イヴ―夏の夜の妖精たち (改訂版)

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309906843
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

内容説明

ケルト語の民間伝承や中世のロマンス、グリム兄弟やアンデルセンの童話、シェイクスピアの文学などを題材に描かれた、可憐で時に残酷な、ヴィクトリア朝時代の妖精たちのイメージを集め、不思議な妖精物語とともに紹介する妖精画集の決定版。妖精画家ペイトン、人気挿絵画家アーサー・ラッカム、狂気の画家リチャード・ダッド、ドイル兄弟他収録画家多数。

著者等紹介

辺見葉子[ヘンミヨウコ]
1959年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。UCLA大学院民俗学・神話学専攻で修士号取得。現在慶應義塾大学文学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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こまこま

5
【本棚】夏の気配を感じるとこの本を読みたくなります。眺めているだけで、うっとり別世界に行けます。やっぱりアーサー・ラッカムが好き。2011/05/12

アン・コーデリア

1
基本的には妖精に関する美しい画集のようなものでしたが、慶應大の教授による民俗学的視点(でいいのかな?)の細かいガイドが付いてます。妖精の翅のルーツなど面白いんですが、まあ結構マニアックなので、何度読んでも忘れる(おいコラ)。妖精ってディズニーのようなファンタジーフェアリーがいたのを誰かが描いたり、あるいは夢見たりしてたんじゃなくて、神話同様、「人間世界」から生まれた伝承によって時代の中でその形が作られていってるわけなんだな、と改めて。2022/03/31

ヒートあっぷぷ

1
図書館2010/08/03

すがし

0
小さい割りに高くかなりマニアックな本。それだけに突き抜けた内容で興味があれば価値ある一冊。(自分は古本で安く買ったが) 妖精画といってもひたすらきれいにのっぺり仕上げるような退屈なものではなく、澱んだ夜闇の中からこちらを見据える不気味な視線を感じるような、茂みの向こうに息を潜めているなにかの禍々しい気配を感じるような、それでいて描かれた光は幸せならぬ、「躍りだしたくなるような」華やかさに満ちている、一筋縄ではいかない不思議な絵画の数々。佳品。2012/12/09

Ánië Tasartir

0
(また追加忘れ)可憐な妖精のイメージと意外に「男前な」辺見葉子さんの文章が魅力。画集にしては(妖精らしく)小ぶりなサイズもよし。2011/11/22

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