内容説明
古今東西52編が語るマネー&相場。
目次
第1部 マネー(『イソップ寓話集』(中務哲郎訳)―富の神「ヘルメス」は貪欲が大嫌い
ナーラーヤナ著『ヒトーパデーシャ処世の教え』(金倉円照・北川秀則訳)―インド人が教える「富者の富」
井原西鶴著『日本永代蔵』―金銀ためるべし、命の親なり
『フランクリン自伝』(松本禎一・西川正身訳)―勤勉、節約、誠実…十三の徳を実行
スマイルズ著『西国立志編』(中村正直訳)―節約を貴び、借金を嫌い、吝嗇を排す ほか)
第2部 相場(エミール・ゾラ著『金』(飯田旗軒訳)―投機が血液の循環を促す
サッカレー著『狂詩 巡査行』(平井程一訳)―鉄道株に夢託す乞食たち
勝海舟『氷川清話』―経済と相場は勢いで決まる
M.ジョセフソン著『エジソンの生涯』(矢野徹他訳)―「金をかぎつける鼻」持つ発明王
島崎藤村著『家』―明治バブル期の兜町の生態 ほか)
著者等紹介
鍋島高明[ナベシマタカハル]
昭和11年高知県生まれ。私立土佐高校を経て、34年早大政経卒、日本経済新聞社入社。47年商品部次長、夕刊コラム「十字路」に執筆、58年同編集委員、夕刊「鐘」、朝刊「中外時評」に執筆。日経産業消費研究所、日経総合販売を経て、平成9年友人5人で市場経済研究所を設立、現在代表取締役。14年古本のインターネット販売・五台山書房を創設
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感想・レビュー
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