内容説明
タイトルである「島家の人々」は、朝鮮半島と日本、両国の関係を象徴的に表している。両家の若い男女の愛を軸にして、両家族が捲き込まれる愛と精神と心情の葛藤を通して、両国が共有してきた時代精神の全体像を、それぞれの家族の生きざまの変遷の中に、歴史の証人として、登場人物を生き生きと描き、そうした人達が時代の壁画を描く主役になっている。
著者等紹介
朴秀男[ボクヒデオ]
愛知県瀬戸市に生まれる。名古屋大学文学部卒業。愛知学泉大学名誉教授
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