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まちがいペンギン

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 29cm
  • 商品コード 9784309904214
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

内容説明

オオウミガラスは、いつもペンギンと間違えられるのでうんざりしているし、ペンギンもまたご同様だ!実際どちらも黒と白で、人間みたいにまっすぐ立って歩き、魚みたいに水の中を泳ぎ、おまけに寒いところで生きている。とはいえ、オオウミガラスは一所懸命ペンギンとの区別をつけようとする;オオウミガラスは飛ぶ、ペンギンは飛ばない…。オオウミガラスは北極に住む、ペンギンは南極に住む。オオウミガラスは氷の上でほかの大きな生きもの(シロクマ、ホッキョクキツネ、エスキモー…)とともに棲んでいる、ペンギンはそのあたりでただひとつの大きな生きものだ。ペンギンは南極の帝王なのだ。南極でみつけた、本当(ペンギン)のおはなし。フランスの双子クリエイターによる“テツガク絵本”第1弾!大人も子どもも楽しめる、人間の固定観念を打破する書。

著者等紹介

クードレイ,ジャン・リュック[Coudray,JeanLuc]
1960年、ボルドーで生まれる。文学・マンガ・ひとこまイラスト・デッサンの4つに分かれている。文章的なものを中心に活動しており、過去に19作品の小説を発表している。1982年ポールヴァレリー賞を受賞。1990年には、『アメリカの日々』という作品でアルフアート賞を受賞

クードレイ,フィリップ[Coudray,Philippe]
マンガやユーモアデッサン(イラストだけで笑いを取るもの)写真・油絵などビジュアル中心に多方面で活躍している作家。1979年と1981年にはユーモアデッサンフェスティバルでイデー賞を受賞。1992年には児童書部門においてPTL賞を受賞。クードレイ兄弟は双子ではある。お互いの得意分野を活かして生まれたのがこの『まちがいペンギン』である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsuki

58
見開き1ページに1ネタずつ明らかにされるペンギンのまちがい(笑)ほぼほぼジョークの中に紛れ込むちょっぴりの本当が更に笑いを誘います♪「寒さに耐えて 生きぬくものだ といわれてる。」・・・「でも それは大ウソ。」イリュージョンが笑撃でした!☆☆☆双子の兄弟によるユーモア溢れる一冊(^w^)2015/01/24

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

58
こう思ってるかもしれないけど、それは間違いなんだよ……という形式でペンギンに関するエピソードをユーモアたっぷりに紹介した絵本。ペンギンは躰が白いから雪景色に溶け込んで身を隠しているつもりでいるけど、それはまちがい。なぜなら後ろからみたら氷上に姿がくっきり映ってるから。ペンギンには速く歩かなければならないワケなんかない。でも、速く泳ぐワケは少なくても二つある。それは「追うもの」と「追われるもの」の食物連鎖に組み込まれてるから。どこまで真実かあやしいもの、明らかにジョークだと分かるもの。ペンギン尽くしです。2014/07/06

♪みどりpiyopiyo♪

52
「ペンギンは遠目で見ればみな同じ、でも近くで見ればそれはまちがい」「飛べはしないといわれてる、でもそれはまちがい」 大好きだった絵本が再刊されてました( ´ ▽ ` )ノ 奇想天外 ちょっとシュールなユーモア溢れる『ペンギンの真実』。大人も子供も楽しめる絵本です。2016/05/16

mya*

33
ペンギンの本を探していて出会いました。。ペンギンは遠目で見れば皆同じ。でも近くで見ればそれはまちがい。…と、ユーモア感覚いっぱいに読者の思い込みを覆しにかかる作品。見開きで、左右掛け合いのような構成。文のシンプルさもいいですが、グラフィックもおしゃれ。ポップでキュートな潔い絵と絶妙なバランスのカラーリングに、センスを感じます。ますますペンギンに愛が湧く!眺めているうちにハッピーな気分になれる大人も子供も楽しめる本。家にほしい~!2011/09/08

ちえ

28
同じ作者の「まちがいネコ」とともに自宅本。おしゃれで、楽しいペンギンの絵本。突っ込みいれたくなるところ、クスクスしてしまうところ、シュールで何回も見返してしまう。久しぶりに読んだけど面白い!🐧2019/02/09

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