出版社内容情報
【目次】
内容説明
教科書よりもわかりやすい。合意が不可欠なベルギーの歴史。
目次
1 ローマの勢力下
2 低地地方の領邦
3 北部との決別
4 独立への第一歩
5 王政と言語問題
6 分裂の危機
著者等紹介
松尾秀哉[マツオヒデヤ]
1965年生まれ。愛知県出身。専門は比較政治、西欧政治史。一橋大学社会学部卒業後、民間企業を経て、2007年に東京大学大学院総合文化研究科博士課程を修了。聖学院大学政治経済学部教授、北海学園大学法学部教授などを経て、2018年より龍谷大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
43
図書館本。タイトルの通りベルギーについて書かれいる本。正直なところほぼ前半の半分はいらないのではと思いました。前半は現在のベルギーの土地が歴史上の多くの国よって順次支配されてきた事が書かれていますが、現在のベルギーの地域としてのまとまりが完全にあったわけではないので、あまり必要ではないと感じます。逆に後半は歴史的な流れを見ても現在のベルギーの地域としてのまとまりが感じられるので、この辺りから読めば現在のベルギーの輪郭が見えてくるように思いましたね。私も世界史が強くないのでこんな感想になってしまいました。2026/07/29
まえぞう
27
ベルギーは、フランス語圏、オランダ語圏(、ドイツ語圏)の連邦制立憲君主国家という独特の政治形態ですが、その原因たる北部オランダ語圏と南部フランス語圏の存在が、案外、国家の(安定的とはいえないまでも)存続に重要な役割を果たしてきたように見えます。それにしても、ベルギーがわざわざ外国から迎えてまで王国として誕生していったのも、ナポレオン後のヨーロッパ秩序維持のためだったそうで、ナポレオンの影響力のすごさを感じます。2026/05/28
スプリント
10
複雑な国家の成り立ち、特に言語の問題が深刻であることがわかった。 2026/07/03
相米信者
7
ベルギーといえばチョコかビールのイメージしかなかったが、とても複雑で地域性があり、合意重視の国であった事が分かる。フランス語圏とオランダ語圏で対立し(ドイツ語圏も小さいがある)、何度か分裂危機があった。それを乗り越える強さが王室と合意重視の議会をもつベルギーにはあった。首都ブリュッセルにEU本部があるのはその証であろう。2026/06/07
優さん@はいカード
3
もともとベルギー自体が気になる国だったこともあり、表紙で惹かれて読む。古代ローマから、十字軍、宗教改革、独立、世界大戦、そしてコロナ禍を経ての今に至るまでわかりやすくまとめられている。 長年、近隣大国の支配下として振り回される中、独立してもつきまとう言語の違いや、宗教・経済の問題、国王の制定と政治との関わりなど興味深かった。 国が分裂しないよう協定を進めていく姿勢は(作者の見せ方かもしれないが)なるほどEUの本部がブリュッセルに置かれているわけだ、と納得があった 他にもシリーズあったので都度読んでみたい2026/06/30
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