出版社内容情報
東西ヨーロッパの交叉路として重要な役割を果たしてきた都市ウィーン。この町に生きた市民たちの声が聞こえてくる画期的な一冊。
増谷 英樹[マスタニ ヒデキ]
東京外国語大学名誉教授。1942年生まれ。専攻はオーストリア/ドイツ史、ユダヤ史、ウィーン都市史。著書に『ビラの中の革命』『歴史のなかのウィーン』、『図説オーストリアの歴史』(共著)などがある。
内容説明
ハプスブルクの帝都、音楽の都だけではない、ウィーン史を知るための決定版。ローマ帝国の軍事拠点、バーベンベルク家とハプスブルク家、ペスト、オスマン帝国との戦い、反ユダヤ、2つの革命、ナチの支配、「赤いウィーン」―そして、この町に生きた名も無き人々の声までもが聞こえてくる画期的な都市史。
目次
第1部 ローマ帝国の城塞からハプスブルク帝国の首都へ(ローマ帝国の城塞、民族大移動、バーベンベルクのウィーン;バーベンベルク家の支配;ハプスブルクの時代の幕開け;中世ウィーンの都市と市民生活)
第2部 混乱するウィーン(世界帝国の首都へ;宗教紛争とオスマン帝国の脅威)
第3部 近代への序曲(ユダヤの追放とペストの流行;対オスマン戦争と「宮廷ユダヤ」)
第4部 近代のウィーン(バロックと啓蒙の都市;二つの革命の間;大都市ウィーンの成立;第一次世界大戦と激動の戦後;ナチ支配のもとで;戦後、そして現代へ)
おわりに―都市ウィーンの歴史を歩く
著者等紹介
増谷英樹[マスタニヒデキ]
東京外国語大学名誉教授。1942年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻はオーストリア/ドイツ史、ユダヤ史、ウィーン都市史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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