出版社内容情報
ポルトガルによる植民地期、独立を達成しコーヒー産業が花開いた近代、独裁と共和政の現代……。図版と共にたどる決定版ブラジル史。
【著者紹介】
一九四〇年、旧満州国生まれ。東京外国語大学名誉教授。ポ1940年生まれ。東京外国語大学名誉教授。ポルトガル近世史およびブラジル植民史専攻。著書に『図説ポルトガルの歴史』(河出書房新社)、『ブラジル史』(東洋書店)、『ポルトガル史』(彩流社)などがある。
内容説明
ポルトガルからの独立と新大陸唯一の帝政樹立、ヴァルガスによる改革、コーヒー産業の隆盛―オリンピックと目覚ましい経済成長により注目を集めているブラジルの全てがわかる決定版通史。
目次
第1部 植民地期ブラジル 一五〇〇~一八二二年(大航海時代のなかのブラジル;砂糖農園と奴隷制;金鉱開発と内陸進出;反ポルトガル意識の芽生え)
第2部 近代ブラジル 一八二二~一九三〇年(独立と第一帝政;第二帝政とペドロ二世;第一共和政とコーヒー政治)
第3部 現代ブラジル 一九三〇~二〇一三年(ヴァルガスの時代;ポピュリズムの時代;軍事独裁と開発主義;新生共和政の成立;二一世紀のブラジル)
著者等紹介
金七紀男[キンシチノリオ]
1940年、旧満州国生まれ。東京外国語大学教授、天理大学教授を経て、東京外国語大学名誉教授。専攻はポルトガル近世史およびブラジル植民史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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