出版社内容情報
幻想と異形。今なお見るものに衝撃を与え続ける作品を残した、15~16世紀の謎の画家ボスの、真相に迫る恰好の案内書。
【著者紹介】
1941年生まれ。元東洋大学教授。著書に『フランドルの祭壇画』など、共著に『図説ギリシア神話【英雄たちの世界篇】』など、訳書に『ボッス』『ブリューゲル』などがある。
内容説明
伝統からの逸脱。その筆が描いたのは、罪深き人間世界と、地獄の幻想。世紀末ネーデルラント。不安の時代を背景に、愚かな人間と光に満ちた神の世界を描き続けた謎の画家。残された数少ない真筆作品から、奇抜なモティーフに込められた画家の意思を探る。
目次
第1章 その生涯と時代(ボスの肖像;スヘルトーヘンボスの画家 ほか)
第2章 初期の宗教画と風俗画(「七つの大罪」;キリストの物語画 ほか)
第3章 トリプティック(三連画)の諸作品(聖人の祭壇画;「乾草車」 ほか)
第4章 世紀末の幻想(大洪水と来世の幻想;「最後の審判の祭壇画」)
第5章 宗教画の伝統と革新(諸聖人の試練と栄光;「聖アントニウスの誘惑の祭壇画」 ほか)
著者等紹介
岡部紘三[オカベコウゾウ]
1941年、名古屋市生まれ。67年、東北大学大学院文学研究科美術史学専攻修了。90‐91年、ロンドン大学・ウォーバーグ研究所にて研修。桐朋学園大学音楽学部講師、鳥取大学教養学部助教授、東洋大学文学部教授を経て、現在、東洋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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