出版社内容情報
女子の永遠のアイテム、タータンチェック。歴史、種類、実際の織り方、身につけ方など、豊富な図版・写真等で語る、永久保存版。
【著者紹介】
1966年、宮城県仙台市生まれ。コピーライター、編集者をへて、フリーライターに。著書に『タータンチェックの文化史』(白水社)、『図説 赤毛のアン』など著書、翻訳書多数。
内容説明
歴史、種類、織り方、身につけ方、世界的デザイナーの作品にいたるまで、豊富な図版・写真等で見る・知るタータンの事典!
目次
第1章 タータンの歴史(タータンは登録制;タータンとは何か ほか)
第2章 タータンの色合いと種類(タータンの色合い;タータンの種類)
第3章 タータンを織る(羊毛;羊毛を染める ほか)
第4章 タータンとファッション(一九世紀からファッションに;バーバリー ほか)
著者等紹介
奥田実紀[オクダミキ]
1966年、宮城県仙台市生まれ。コピーライター、編集者を経てフリーライターに。日本スコットランド協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Koning
21
タータン入門といっていい感じの本。クラン、ディストリクト、ミリタリー、ロイヤルといったタータンが全てカラーページという訳ではないのが残念なところかなぁ。一番びっくりしたのは(というより迂闊だった)The Scottish Register of Tartansに統一して管理されるようになってたこと。College of Arms同様な扱いになってたんすね。どうやら同い年っぽい著者だけにBay City Rollersとチェッカーズのネタがさりげなく入っるのに納得してみる。2013/12/22
詩歌
19
男性の素敵な着こなしはよく見掛けるのに、少女のタータンは珍しいと手に取った。表紙はジョン・エヴァレット・ミレー、「オフィーリア」を描いた画家。なるほど魅力的。「ベルト付きプラッドの身につけ方」は簡単過ぎる説明で、本当にこれで着れるのかな。プリーツを作るのが大変そう。カラーが充実していて、種類の説明に歴史の概略とお城とモットーが添えられている。好感を抱かずにいられない「爪を出したネコにふれるなかれ」、のモットーを掲げるチャッタン(同盟体)は、既に無くなっているらしく残念。2015/08/19
花林糖
14
(図書館本)タータンの歴史や種類について学べる入門書。タータンの柄が安っぽい印刷ではなく、色合いが綺麗に印刷されていたのが特に良かった。「タータンを味わえる映画」は観たいのが数本あり有難かった。2016/03/13
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
10
伊勢丹タータンが新しくなった記念に手に取る。勿論、皆川さんのタータンも。でもそのテキスタイルは持っていないんだな。伝統あるタータンの歴史や色合いにため息が出ます。友人がスコットランド人と結婚していて、やはり家には代々譲り受けるタータンがあると語っていた。日本での家紋の様なものだとか。図鑑として眺めるも良し学ぶもよしの素晴らしい一冊です。チェック柄は学生時代で卒業していたけれど、ブックカバーやショール等の小物で取り入れてもいい感じかも。2014/03/02
今夜は眠れない
9
タータンチェックのチェックは不要なのを初めて知った。織物はその国・地方の歴史に深く関わっているのを改めて認識した。2015/04/02