内容説明
傑作美術でよむギリシア神話。ヘラクレスが、テセウスが、アキレウスが―神話のなかに息づく勇者たちが魅せる、壮大な叙事詩。
目次
はじめに 神話に囲まれて生きた古代ギリシア人
1 民族的英雄(ヘラクレス―ドリス人の英雄;テセウス―アカイア人の英雄)
2 神話のなかの主役たち(プロメテウスとパンドラ―人間に火をもたらした神の物語;ペルセウス―メドゥサを退治した若者;オイノマオスとペロプス―オリュムピアの伝説 ほか)
3 古代ギリシア人の戦いと神話(武勇を尊ぶ民族性と美術;ギリシア人とアマゾン族の戦い;ラピタイ族とケンタウロスの戦い ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおにし
19
図説「ギリシャ神話」【神々の世界】の姉妹編。ヘラクレス、アキレウス、オデュッセウスなど、人気のある英雄たちが登場する。西洋社会がキリスト教一色になった後も、ギリシア神話の英雄たちが西洋美術のモチーフになり続けたのは、英雄たちが絵になる男たちだったからであると思う。また中世の画家たちも宗教画では描けない、生き生きとした男女が登場するギリシア神話の世界を描きたかったに違いない。2019/11/30
天々
4
改めて読んでもギリシャ神話ってエロスで惨いよね・・でもだからこそ魅力的で人気なのかな。面白かった。2014/05/28
ふゆ
0
とんぼの本シリーズとかふくろうの本シリーズってどれも結構濃いよね 写真も多いし、ぱらぱらって見るだけでも◯2011/07/26
みっちー
0
☆1 ミュシャのメデイアが知れたのが収穫。ギリシア神話は多分『聖闘士星矢』で興味をもった。人と神が交わる世界観が気に入った。神話モチーフではインドあたりの『サザンアイズ』、それにケルト神話はゲームの『ファイアーエムブレム』で興味を深めた。美術へ手を出すきっかけは『ギャラリーフェイク』ですね。神話の面白さもさる事ながら、色んな次代のアーティストがインスピレーションを受けて作品を作ってきた事も感慨深い。たまには美術館に行こうかしらね2011/07/18
☡@火星人でござる
0
図書館で一気読み 写真がオールカラーでなかったのが残念・・・2011/07/08