内容説明
中世ヨーロッパが生み出した、奇跡の空間・大聖堂(カテドラル)。設計・建設から、ステンドグラス・彫刻の解説まで完全案内。
目次
序章 ゴシックの誕生(ゴシック建築各部名称図)
第1章 壮麗なる空間をめざして(光の神学;天空に向かう力;石造建築の極限)
第2章 大聖堂の建立(大聖堂を建てた人々;設計から完成まで)
第3章 大聖堂の時代と新しい視覚文化(美術の一大転換点;ステンドグラスが開いた可能性―物語とメッセージ;彫刻と聖なる存在―「もの」とリアリティ)
第4章 大聖堂探訪(フランス;イギリス;ドイツ;スペイン;イタリア)
著者等紹介
佐藤達生[サトウタツキ]
1952年、新潟県生まれ。名古屋大学工学部建築学科卒業。同大学院工学研究科博士前期課程修了。1983年、名古屋都市美観建築賞共同受賞。1986年、『ゴシック空間の形成過程に関する研究』で工学博士。1987年、同研究にて日本建築学会東海賞受賞。1990年~、ハギア・ソフィア大聖堂(イスタンブール、トルコ)の学術調査隊に測量の責任者として参加。現在、大同大学教授。専門は西洋建築史
木俣元一[キマタモトカズ]
1957年、静岡県生まれ。名古屋大学文学部・文学研究科で西洋中世美術史を専攻。1983年、フランス政府給費留学生としてパリ第一大学博士課程へ留学。1987年、シャルトル大聖堂西正面の彫刻に関する研究により同課程で博士号取得。2003年、シャルトル大聖堂のステンドグラスに関する研究により、博士(文学)の学位を取得。現在、名古屋大学文学部・大学院文学研究科教授。西洋中世キリスト教美術、とくに一二~一三世紀のゴシック美術を中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
花林糖
takakomama
ゆき
那由田 忠