ふくろうの本
図説 帝政ロシア―光と闇の二〇〇年

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309761244
  • NDC分類 238.05
  • Cコード C0322

内容説明

ピョートル大帝、エカテリーナ2世、そして悲劇の最期を迎えたニコライ2世。ロマノフ王朝の華やかな宮廷生活、貧しい農奴のくらし、ボリシェビキによる十月革命…波瀾にみちた帝政ロシアの歴史をたどる決定版。

目次

1 ピョートル大帝―素顔の帝国建設者
2 両首都―ペテルブルクとモスクワ
3 「女帝の世紀」と地方のロシア
4 リベラリズムとナショナリズムの間で
5 「大改革」の時代
6 民衆のなかへ(ヴ・ナロード)
7 描かれた帝政ロシア
8 変貌する社会と文化
9 帝政ロシアの最期

著者等紹介

土肥恒之[ドヒツネユキ]
1947年、北海道生まれ。小樽商科大学卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Isamash

26
土肥恒之・一橋大教授により2009年出版著作。プーチンが尊敬するピョートル大帝から始まるロシア・ロマノフ王朝の歴史が分かり易く書かれてる。何度か皇帝の暗殺が有り、女帝も5帝。帝政下、領土の大幅拡張がなされ、高等教育の充実がなされた。生粋の独人エステリーナ2世の治世に興味惹かれた。そしてゴーゴリ、ドストエフスキー、チュホフ、トルストイ等の大作家や、ムソルグスキー、チャイコフスキー、ラマニコフら大作曲家が生まれたのは興味深い。これら世界トップレベルの芸術がロシアの何処から生まれてきたのかは謎として残ったまま。2022/07/09

ちまりん

9
かなり駆け足で辿った感じ。 資料が豊富なのはいいけど、私のようにロシアの歴史についてあまり詳しくない人間からすると消化不良。この薄さだから仕方ないかもしれないが、人物と事件を羅列してるだけという感じなので頭には残らない。2014/10/22

それん君

7
ヒゲ税が一番驚嘆しました。あとインテリゲンチャに西欧派とスラブ派の対立があったことが興味深かったです。行きたいところはウスペンスキー聖堂、ヴァシリー聖堂、血の上の救世主教会です。2017/01/24

とうゆ

7
帝政ロシアの歴史をざっくりと解説してくれている。次は当時の思想や、農民や貴族の生活違いなどがより詳しく書かれたものを読みたい。2014/05/15

春ドーナツ

5
過日。私は「ロシアの歴史」を読みたいと書いた。具体的には帝政ロシア時代(約200年)について。前回は新書で今回は「とんぼの本」ならぬ「ふくろうの本」を読了。私は外堀を埋めた(とりあえずです、もちろん)。後日「クリミア戦争」の本を読む予定です。と、書きつつ、まずは「カザフスタン」に行きます。2016/10/27

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