内容説明
寺院・神社から住宅(貴族住宅・民家)まで。日本の伝統建築の見方がよくわかる決定版ガイド!豊富な図版と写真で、基礎知識を丁寧に解説。
目次
第1章 日本建築の枠組み(日本建築とは―建築と建物、そして歴史;日本建築の基礎知識―建築用語を覚えよう)
第2章 寺院・神社建築―組物のある建築(寺院建築・神社建築の成立過程;神社建築の形式;寺院建築の変遷と様式)
第3章 住宅建築―組物のない建築(竪穴住居と高床住居;寝殿造と書院造;草庵風茶室と数寄屋風書院造;城郭と土蔵;民家と庶民住宅)
著者等紹介
玉井哲雄[タマイテツオ]
1947年兵庫県生まれ。1970年東京大学工学部建築学科卒業。1977年東京大学大学院工学系研究科建築学専門課程博士課程満期退学。1978年工学博士(東京大学・「江戸町人地に関する研究」)。1980年千葉大学工学部助教授。1995年千葉大学工学部教授。2006年人間文化研究機構国立歴史民俗博物館研究部教授。総合研究大学院大学文化科学研究科教授併任。専門分野、日本建築史・都市史。主な研究課題は、中国大陸・朝鮮半島・日本列島の比較建築史研究、日本列島都市空間の中世近世転換過程に関する研究、絵画史料・考古学発掘史料による日本建築史の再構築(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イツシノコヲリ(丹波國)
1
日本建築の入門書として読んだが図や写真が豊富で分かりやすかった。内容は日本建築の基礎知識神社、寺院、住宅と時代順に説明している。個人的には組物についてもうちょっと詳しく書いて欲しかった。またコラムも充実しており、入門書としては最適だと思う。一度だけ読んで理解するのは難しいので、何度も読むことをおすすめする。似たような書物は「よく分かる日本建築の見方、楽学ブックス」こちらは代表的な建築を例に紹介している。
よこ
1
初学者は図が入っているものを! ということで読みました。理解が深まってよかったです。2018/12/14
踊られ念仏
0
最初数ページ基礎、前半神社仏閣、後半住宅。 割とさっくり読める2015/06/21
shimbo
0
寺院建築と神社建築の違いや、伽藍配置の変遷など考えたこともありませんでしたが、知識を仕入れてみると面白い。簡単には頭に入りませんが、勉強していく価値はあると思いました。2014/11/11
shou
0
寺社仏閣にお参りするとき、こういう知識があると面白い。それを作った人々や守り伝えてきた人々の思いも味わえる。2012/11/05