内容説明
光源氏と女性たちの恋と葛藤。江戸絵本でたどるあらすじ源氏物語五十四帖。国宝「源氏物語絵巻」ほか華麗な源氏絵を収録。
目次
源氏物語への招待
源氏絵の世界
作者紫式部
江戸絵本でたどる源氏物語
源氏文化の展開
女性たちの源氏物語
著者等紹介
石井正己[イシイマサミ]
1958年、東京生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了。現在、東京学芸大学教授。日本文学・口承文芸学を専攻する。遠野物語研究所客員研究員・研究主幹、旅の文化研究所運営評議委員・研究主幹、遠野市立博物館諮問委員を務める。現在、日本口承文芸学会会長の立場にある
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感想・レビュー
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skr-shower
1
他地区図書館本。家族用。来年大河ドラマ関連?2023/12/24
くり坊
1
東京都美術館にて「美をつむぐ 源氏物語」という展示会があり、 https://www.tobikan.jp/exhibition/2022_uenoartistproject.html そちらを、より一層、鑑賞するときに楽しむために、この「ふくろうの本(河出書房新社)」を手に取りました。図説になっているので、ビジュアルからの情報もあり、入門者の私としては、大変参考になりました。2022/12/09
鍵
0
年表や、各章の要約が載っており、全体を俯瞰する上で有用。 源氏物語を一度読み終わった後で読むべき本である。2016/05/17
てり
0
各帖の要約と源氏物語にちなんだあれこれの紹介。絵巻や画帖、屏風や調度品などなど。カラー写真が多くてよい。「女性たちの源氏物語」として源氏物語がどのように読まれてきたのかの考察も興味深く読めた。2021/05/06