内容説明
ユーゴ解体・クロアチア内戦・ボスニア内戦・コソヴォ空爆・マケドニア問題―第一人者が書き下ろすバルカン史の決定版。
目次
第1章 ビザンツ帝国とバルカンの中世国家
第2章 オスマン帝国の支配
第3章 ナショナリズムの時代
第4章 民族国家の建国―対立と協調
第5章 危機の時代
第6章 多様な国家を求めて
第7章 ヨーロッパ統合のもと
著者等紹介
柴宜弘[シバノブヒロ]
1946年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程(西洋史学専攻)修了。この間、ユーゴスラヴィア政府給費留学生として、ベオグラード大学哲学部歴史学科に留学。敬愛大学経済学部助教授を経て、東京大学教養学部助教授。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。東欧地域研究、バルカン近現代史を専攻
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
depo
1
図書館リサイクル本。バルカンの歴史は複雑怪奇。写真や図版が素晴らしかった。2025/04/16
LastSamurai03
0
民族と宗教の入り交じるバルカンにおいて、連邦構想が幾度も提唱されてきたというのは興味深かった。また、地図による図解や人物の肖像画や写真も豊富で文章だけの本よりも理解がしやすかった。2015/07/15
ダージリン
0
ヨーロッパでも馴染みのない地域なので勉強になった。 コソボ紛争など最近の紛争の原因となった民族対立について少しすっきりした。2012/01/19
しょう
0
バルカン地方。全く分かってなかったです💦絵や地図を見ながら少し知識が増えました。2024/09/22
てり
0
民族、宗教、大国の思惑などで複雑に絡み合うバルカン諸国の歴史がうまくまとめられていて勉強になった。絵や図の説明も詳しく、バルカンの歴史のとっかかりとしていい本だと思う。満足。2019/10/01