内容説明
ちょっぴりレアななつかしの玩具シリーズを多数掲載、「こんなの持ってた!これがほしかった!これ可愛い!」が満載です。現代のホビー文化も。いとしい玩具たちと、時空旅行にでかけましょう。キュートで、繊細で、ユニーク。人々の夢と憧れを一身に背負った玩具たちは、まさに世相を映す鏡でした。あの時代のあなた、この時代のあなた、色とりどりのタイムカプセル、一緒に開けてみませんか?
目次
1 あの頃、なりたいものがたくさんあった
2 ガールズ・トイの履歴書
3 あんなこと、こんなこと、なんだって自分でできちゃった
4 海を渡ってやってきた!ハイカラ・トイは憧れをのせて
5 みんな夢中だった―まるで本物!まるで魔法!さまざまなギミックつきのおままごと
6 実物そっくり!ときめきのリアリティ・トイ
7 ごっこ遊びの道は、ミニチュアの道へと続く
8 大人になっても楽しめる あの頃のワクワクを、もう一度!
著者等紹介
井口令菜[イグチレイナ]
1981年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学院文学研究科修士課程(日本史学)修了。博物館・資料館勤務を経て、現在、弥生美術館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
97
昭和の30年頃から作られてきた女の子向けのおもちゃが紹介されている。おもちゃの色合いが懐かしさを感じさせる。少子化や他いろいろな理由で見かけなくなったのは、女の子のままごと遊び。玄関先で女の子たちが小さな茶碗やコップに砂を入れたり、葉っぱをお皿に乗せたりしている光景。生活スタイル自体が昭和から大きく変化していることも一因か。こういった昭和のおもちゃを収集するコレクターもたくさんいるみたい、希少価値のあるものは高値で取引されているのかな。2023/09/03
canacona
29
かわいいし、懐かしい。おままごと多め。チープなプラスチックなものもあれば、金属でしっかり作られたものもある。夜店で売られてたチープなままごとが、あこがれだったなー。最後の方は食玩の世界。これは大人になってから集めたなぁ。最近のことのように感じてたけど、もう20年くらい前だ😅ミニチュアはいろんなメーカーが出してるけど、リーメントのものがすごく精巧に出来てて、買い集めてました。もう子ども達のおもちゃになっちゃってバラバラですが😅2023/07/28
くさてる
23
昭和の女の子向けのおままごとやお人形の紹介が中心です。懐かしオモチャ、というくくりではあまり紹介されない小さなお店屋さんセットの紹介が良かった。自分の記憶にもあったようなおもちゃもたくさんあって懐かしかったけど、海外や現在のミニチュア玩具の紹介もあって楽しめました。2023/10/08
Ayumu
18
友人に貰ったので、ザーっと写真だけパラパラと眺めた(そもそも写真中心の本)。昔のオモチャたちが記憶の底から蘇る。例えば、名前は知らなかったが「こどもショッピングセンターの薬やさん」や「こどものパン屋さん」前者は洗剤や薬のミニチュア空箱、後者は缶詰や牛乳瓶のミニチュア等がセットになっている。これ、何故か好きだったなー!あと洗濯機やお台所のミニチュア。ピアノの先生のところで遊ばせてもらった、憧れのママレンジ。最後に年表もあってなかなか充実の本であった。昔の玩具に興味がある人はどうぞ2025/03/03
花林糖
18
〇〇ごっこ遊び、おままごと系の玩具が中心。昭和40年代頃までを中心に紹介ではなく80年代90年代の玩具も有りました。初めの方に「おしゃれなワンピースをおせんたく」で洗濯機とタミーちゃんが!あれ?リカちゃん人形ではない?何故?となりました。(タミーちゃんは好きです)巻末には玩具をとりまく百年史の年表有り。2023/07/10