出版社内容情報
10?30代の女子から注目される、竹久夢二。遠い昔に描かれたイラストなのに、懐かしく、切なく、可愛い。新しい夢二ワールドへ!
石川 桂子[イシカワ ケイコ]
1967年、東京生まれ。竹久夢二美術館学芸員。國學院大學文学部史学科卒業。平成3年より現職。著書に『竹久夢二 美と愛への憧憬に生きた漂泊の画人』(共著/1999年 六耀社)、『竹久夢二 大正モダン・デザインブック』(共著/2003年 河出書房新社)、『竹久夢二 恋の言葉』(2004年 河出書房新社)、『竹久夢二のおしゃれ読本』(共著/2005年 河出書房新社)、『甦る 小林かいち』(共著/2008年 二玄社)がある。
内容説明
乙女たちが憧れる“かわいい”の世界観を、夢二は時代に先駆けて表現しました。おしゃれなデザイン画や素朴で微笑ましいカット絵、加えて愛らしい子供絵にも筆をとり、夢二は現代にも通じる“かわいい”を数多く残しました。本書では約100年前の日本で夢二が花開かせた、なつかしくて新しい“かわいい”ワールドを紹介します。
目次
第1章 かわいい×デザイン―大正のファンシーグッズ&イラストレーション(“かわいい”はここから始まった!大正乙女のファンシーショップ「港屋絵草紙店」;商業美術と“モダンかわいい”;楽譜表紙イラストレーション 時代のメロディーと“かわいい”の関係;ブックデザイン 手のひらサイズの小さな本;『若草』表紙イラストレーション;夢二が手がけたゆるカワ本;小さなイラスト&レタリング)
第2章 かわいい×ファッション―大和撫子からモダンガールまで(大正ロマンの装いエトセトラ;ヘアスタイル 束髪&少女の髪かたち;大正乙女になりたい 夢二流メイク&着こなし;大正女性ファッションスタイル;子供の世界 ノスタルジック&モダン;お気に入りの“かわいい”を発見!流行は雑誌から)
著者等紹介
石川桂子[イシカワケイコ]
1967年、東京生まれ。竹久夢二美術館学芸員。國學院大學文学部史学科卒業。1991年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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