竹久夢二 かわいい手帖―大正ロマンの乙女ワールド

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竹久夢二 かわいい手帖―大正ロマンの乙女ワールド

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309750248
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0371

出版社内容情報

10?30代の女子から注目される、竹久夢二。遠い昔に描かれたイラストなのに、懐かしく、切なく、可愛い。新しい夢二ワールドへ!

石川 桂子[イシカワ ケイコ]
1967年、東京生まれ。竹久夢二美術館学芸員。國學院大學文学部史学科卒業。平成3年より現職。著書に『竹久夢二 美と愛への憧憬に生きた漂泊の画人』(共著/1999年 六耀社)、『竹久夢二 大正モダン・デザインブック』(共著/2003年 河出書房新社)、『竹久夢二 恋の言葉』(2004年 河出書房新社)、『竹久夢二のおしゃれ読本』(共著/2005年 河出書房新社)、『甦る 小林かいち』(共著/2008年 二玄社)がある。

内容説明

乙女たちが憧れる“かわいい”の世界観を、夢二は時代に先駆けて表現しました。おしゃれなデザイン画や素朴で微笑ましいカット絵、加えて愛らしい子供絵にも筆をとり、夢二は現代にも通じる“かわいい”を数多く残しました。本書では約100年前の日本で夢二が花開かせた、なつかしくて新しい“かわいい”ワールドを紹介します。

目次

第1章 かわいい×デザイン―大正のファンシーグッズ&イラストレーション(“かわいい”はここから始まった!大正乙女のファンシーショップ「港屋絵草紙店」;商業美術と“モダンかわいい”;楽譜表紙イラストレーション 時代のメロディーと“かわいい”の関係;ブックデザイン 手のひらサイズの小さな本;『若草』表紙イラストレーション;夢二が手がけたゆるカワ本;小さなイラスト&レタリング)
第2章 かわいい×ファッション―大和撫子からモダンガールまで(大正ロマンの装いエトセトラ;ヘアスタイル 束髪&少女の髪かたち;大正乙女になりたい 夢二流メイク&着こなし;大正女性ファッションスタイル;子供の世界 ノスタルジック&モダン;お気に入りの“かわいい”を発見!流行は雑誌から)

著者等紹介

石川桂子[イシカワケイコ]
1967年、東京生まれ。竹久夢二美術館学芸員。國學院大學文学部史学科卒業。1991年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロミ

57
誰かが「夢二の絵は美人画と言うよりファンシーだ」と言っていたが夢二のファンシーな側面に焦点を当てたこの本を読むと納得だ。動物を描いた絵もチマチマとしていて愛らしく、和やかな気持ちになる。素敵な本でした。2017/07/25

どぶねずみ

29
夢二の描くイラストはタイトル通り、とにかくかわいい。そこへ当時の女性ファッションの細かい部分にも注目し、洋装と和装の両方にも目を光らせて描いていたと感じる。大正12年の関東大震災が西洋服が流行るきっかけと言われているが、それでも着物ファッションが根付いていたに違いない。夢二が雑誌で描いた洋装のイラストは若い女性に影響を及ぼしていたのではないか。イラストと詩を融合させた夢二の一つ一つの作品は、女性の心をかなり鷲掴みする。なぜこんなにも女性の気持ちを理解できるのか、この時代の七不思議に入るかもしれない。2018/03/17

もも

20
カワイイの原点ってここだったんだなぁ、と勉強になった。大正少女の髪型だったり服装だったり、ちょっと昔だけど今とは随分違っていて、それが真新しく面白い。2017/06/06

サルビア

16
今度の朗読の課題として竹久夢二の「春坊」を語ることになって、竹久夢二関連の書籍を図書館で検索して借りた本です。可愛いは100年前に夢二が言っていたこと。夢二が描く絵が当時のファッションを牽引していた事等が分かりました。今、何でも可愛いと言っていますが、当時は子どもなど幼い者に対して言っていました。大人の女性には「美しい」という言葉を使っていたようです。この本を読んでいる時間は夢のようでした。2023/02/16

G-dark

13
この本に、「大正乙女になりたい夢二流メイク&着こなし」というページがあります。大切なこととして、「メイクは薄く控えめにしつつ、可憐な表情を浮かべましょう。そして着こなしを含めて姿形は、ゆったりとした雰囲気を醸し出すことが大切です」と書かれています。ただ外見を真似するだけでは駄目なのですね。可憐な表情や、ゆったりとした雰囲気を醸し出すのは、容易く出来ることではありません。心を養わなければ、竹久夢二の描いた乙女には近づけないのでしょうね。何かを想っているかのような、その不思議な美しさに見惚れます。2018/09/26

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