出版社内容情報
コッペパン、あんぱん、ジャムパンーー身近にあるパンの数々。日本における「パン食」の歴史を解き明かす初めての1冊!
小泉 和子[コイズミ カズコ]
昭和のくらし博物館館長。元京都女子大学教授。『昭和のくらし博物館』『ちゃぶ台の昭和』『昭和の結婚』など多数。松本家住宅、朝香宮邸など、多くの文化財建造物の家具インテリアの修復復元に携わる。工学博士。
内容説明
日本人はどのようにしてパン食をするようになったのか?パンが第二の主食になった昭和。コッペパン、脱脂粉乳、ロバのパン屋、ポップアップ式自動トースター。和食が見直されるいま、改めて「パン」について考える。
目次
巻頭口絵(パンの始まり;代用食になったパン;食糧援助で始まったパン食;広がるパン食)
第1章 パンの始まり(居留地で始まったパン作り;パンは軍隊が推進;パン食はハイカラ;パンの嘗めもの―バターとジャム)
第2章 代用食になったパン(代用食の自家製パン)
第3章 食糧援助で始まったパン食(アメリカの食糧援助と小麦政策;パン食奨励の旋風;学校給食のコッペパン;農村への普及)
第4章 広がるパン食(大規模パンメーカーの誕生;名古屋のモーニングサービス;パンの日本化―調理パン)
著者等紹介
小泉和子[コイズミカズコ]
1933年、東京生まれ。登録文化財昭和のくらし博物館館長・重要文化財熊谷家住宅館長。家具道具室内史学会会長・工学博士。家具室内意匠史及び生活史研究家。天鏡閣・旧函館区公会堂・松本家住宅・朝香宮邸など、文化財建造物の家具インテリアの修復復元、吉野ヶ里・根城その他の復元建物の内部復元、江戸東京博物館・みくに龍翔館ほか博物館や資料館の展示企画及び製作などを行う。2010年には記録映画「昭和の家事」を製作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ようはん
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
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