出版社内容情報
東西の叡智を一身に体現する思想家の真の可能性とは/大江健三郎、デリダ、中沢新一、高橋巌、中島岳志、山城むつみ、田口ランディ他
【著者紹介】
1967年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文芸批評家。著書に『祝祭の書物』、『たそがれの国』、『光の曼陀羅』、『神々の闘争』他。
感想・レビュー
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Bartleby
17
大江健三郎やジャック・デリダ、池田晶子や日野啓三などがそれぞれの時期に井筒について(あるいは井筒へ向けて)書いた文章が一冊にまとめられているのがうれしい。書き下ろしの論考の方は短文中心で少し食い足りなさもあるけど、禅・イスラーム・ギリシア哲学・ロシア文学など様々の側面から論じられていて、井筒の活動がいかに多彩だったのか改めて実感できるものだった。2014/08/04
はちめ
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短文の寄せ集めなので出来はバラバラ。ただ、井筒俊彦の作品を再読したい気にはしてくれた。どうしようかな。2014/07/08
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- 和書
- ガラス蜘蛛