内容説明
ひとりっこのアユコの前にとつぜん現れた、おにいさんは誰?小学生2人のピュアな恋の物語。ほんとうのおうちをさがす小さなぼうけん。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
63
読み始めてから知った。既読だったと。さて、角田さんの坪田賞受賞と、伊藤さんの坪田賞受賞と、お二人のご結婚と、お二人のご離婚を、時系列に並べるとどう並ぶんでしょう。ちょっと気になる。2016/05/26
さきん
29
男の子の誘いに乗るところが非現実な感じがするも、さらっと気持ち良く読めた。大人の世界は限りなく現実そのもの。小学生高学年にもなると、大人から管理、整理された情報よりもその現実が見えてきて、親に対しても気まずく感じたりする。今はスマホを子供でも持っているから、心理としては子供時代といえる時期もほぼ無くなっているかもしれない。2018/05/02
takaC
22
面白くなかった。何でしょうね、この話は。2012/09/25
ツキノ
9
角田光代さんの児童書。「ひさしぶりだね」とあらわれた人なつっこい男の子は自分のおにいさんと名乗るのだけれど… おとうさんの昔話もからめて、ストーリーはすすむ。さて、男の子の正体は…? わくわくしつつ読み進めた。1996年の作品。2012/06/27
tono
7
「人がいないところはどんなにりっぱでもおうちじゃない。人がいて、その人たちが作りあげてはじてめておうちになるんだ」 坪田譲治文学賞受賞作。角田光代さんの児童文学初読み。UFOや宇宙人など未知なるものが掻き立てる高揚感、お父さんやお母さんへの反発、日常の延長にある冒険への憧れ。まさにハラハラドキドキ、私たちの読書体験の原点に触れるようなあたたかい作品。子どもたちにも読ませたい。素晴らしい。2016/04/12
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