内容説明
美しく、可憐、可愛らしい女の子とともに学ぶ淳一先生の『ひまわり』学校。美しく賢い女性になるための、淳一先生のレッスンが満載です。
目次
1 淳一学校へようこそ
2 みだしなみを整えましょう
3 美しく暮らしましょう
4 名作にふれましょう
5 詩心を胸に抱いて
6 海外にも目を向けましょう
7 和の情緒も忘れずに
夢の工房ひまわり社
著者等紹介
内田静枝[ウチダシズエ]
1969年、埼玉県生まれ。弥生美術館学芸員。玉川大学大学院文学研究科修士課程修了。1997年より現職。今まで担当した企画展に「加藤まさを展」「藤井千秋展」などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
49
淳一先生本はどれも読み応えがあるが、中でも読み物が充実した一冊。絵も和洋折中素敵だ。可憐な少女たちを描きながらも戦後の少女に素敵な生活、生活を美しくする工夫を説いた淳一先生。私はもう少女ではないけれど、一生淳一学校を卒業できなくていい。その支配からの卒業はなくていい。淳一先生は天国で眉をおひそめになるでせうか。2017/03/28
fwhd8325
18
世代的には、私の親の世代のカリスマにあたる方だと思います。今年の春、日本橋の高島屋で中原さんの催事があり、関連グッズに心惹かれました。少女、乙女チックで気恥ずかしいのですが、美しいものは美しいのだと思います。戦後まもなく雑誌を創刊された中原さんも美しくあるべきことを強く伝えてきたのだと思います。決して華美ではなく美しくあることを。2015/12/31
アズル
13
図書館本。淳一先生の説いた少女として美しく生きる、ということが、少女の倍以上生きている私にも響きました。「それいゆ」も読んでみたいです。2018/02/24
りこ
12
大好きな中原淳一先生の世界。少女時代に出会いたかったなぁ。2016/01/27
夜兎
10
少女の頃に、もっと好きになれていたら良かったのに。大人と呼ばれる年齢になってから、中原淳一をどんどん好きになっている。この本を読んでいる最中、女子フィギュアフリーを観ていて、やっと「蝶々夫人」の物語を理解することができた。一度、弥生美術館とそれいゆを訪れる機会を作らねば。その際には、嶽本野ばらが作中に描いているようなカフェーにも立ち寄ること。服装もきちんと整えて出掛けよう。2016/04/07