らんぷの本
昭和のくらし博物館

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309727042
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0339

内容説明

大人も子供も必死になって働いた貧しくも、しあわせだった昭和の日々。記憶のなかの懐かしいモノ。いま、よみがえる昭和の家族の情景。

目次

第1章 昭和のくらし博物館(初期の公庫住宅;茶の間の情景;なつかしの氷冷蔵庫と米櫃;パン焼き鍋は航空機用のアルミ;宴会は家で ほか)
第2章 道具とくらし(弁当箱;ちゃぶ台;フライパンと中華鍋;西洋皿;テーブルクロス ほか)

著者等紹介

田村祥男[タムラサチオ]
1943年、東京生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。1972年個展「佐渡に生きる」、1976年個展「佐渡人」など。画家利根山光人氏に強く影響を受け、タイ、インド、台湾の取材に同行。同氏死後、北上市利根山光人記念館の企画・展示を1996年より担当している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

帽子を編みます

48
家人がバーゲンブックで買ってきたようです。戦前、戦後すぐくらいのくらしが写真資料とともに載っています。情報満載で楽しく読みました。和裁道具いろいろの写真、夫の祖母の裁縫箱に入っていたものと同じような品が並んでいて、見入ってしまいました。袖型、褄型、糸巻きなど。生活の品々も今では使い方が分からなくなっていそうです。懐かしいものもありますが、昭和は遠くなりにけり…、な思いで本を閉じました。2023/05/20

くれよん

27
あたりまえのように使っている家財道具や電化製品、いろいろなモノが戦前戦後から形や機能を変えて現在に至っている。昭和に生まれた私には懐かしくもあり、そんな昔から普及していたのかと先人の力に感服したり、まだ尚開発され、便利さがどんどん加給されていく驚きもある。昭和のくらしに貢献したひとつひとつのモノに対する思い出や知られざるエピソードが興味深かった。2023/10/03

る*る*る

27
《昭和の日に昭和に浸ろう✴︎》そうそう!まだ幼稚園の頃、実家に洗面所はなかった(~_~;)台所シンクで洗顔、歯磨きしていたなぁ〜。お風呂はあったけれど、時々近所の銭湯へも行った記憶が。飴色りんご瓶ジュースが定番♪ へぇー!カメラ頑固普及していなかった時にポストカードブームか。あの、懐かしい分厚いアルバムに貼って鑑賞していたなんて。大好きなイラストレーター・杉浦さやかさん本から、ここ、昭和のくらし博物館を知り、いつかは行きたい場所の1つに♡思っていたよりも広そうで、見応えありだわ♪2016/04/30

バニラ風味

20
この博物館のお家の中の写真や、昭和の生活用品や、モノクロ写真が満載。戦後の物のない頃から、だんだんと豊かになっていき、家電が充実してきた時の様子、その嬉しさの記録など、とても貴重です。今の若者には実感がわかないでしょうが、こういったことを伝えていくのは、とても大切だと思います。今のこの、何でも手に入る時代にはわからない「ささやかな幸せ」というものが、このお家には溢れています。私の実家も築50年程の「昭和の家」なので、この家と似通った所があり、懐かしく思いました。2016/03/20

鹿の子

5
母は戦後のベビーブームの少し後の子供で、日本が一番頑張っていた高度経済成長の時期が青春だった。私は明治~昭和が好きだが、特に昭和30年代の思い出を教えて貰うのが好きだった。祖父が新し物好きなのでテレビもさっさと買い、近所の人が見に来た事。ハンドルのついた洗濯機。氷で冷やす冷蔵庫。机付きの足踏みミシンは小さい頃まだ家にあった。私は生まれてもいない時代に思いを馳せる子供だったが、昭和30年代だけは何時でも行き来できる隣家みたいな存在だ。自分のアルバムをめくるような気持ちで私はこの本を読んでいた。2014/07/27

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