小さな美術館<br> オーブリー・ビアズリー―世紀末、異端の画家

小さな美術館
オーブリー・ビアズリー―世紀末、異端の画家

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309726717
  • NDC分類 723.33
  • Cコード C0071

内容説明

世紀末、悪魔的エロティシズムの画家、ビアズリー。衝撃的なデザイン感覚とジャポニズムで時代を席巻。その作品と生涯の軌跡を捉えた画集!ビアズリー作品および関連図版140点を満載。

目次

序文 近代デザインの誕生―イギリスのアール・ヌーヴォー
ビアズリーの生涯と作品

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むつぞー

29
原田さんの「サロメ」を読んで、もっと絵が見たくなって手にした本。「サロメ」の他「アーサー王」などいろいろな絵が載っていて満足。しかもアラステアまで載っているんですよ!2017/02/16

らん

19
独特の切り口の解説(ファッションを仮面とし、ビアズリー作品も仮面を被っているという視点になるほど)姉と母の回想記をもとに書いているのでビアズリーの生い立ちが細かく知れる。姉とビアズリーの姉弟の楽しみは教会だけという生活。「禁欲主義」がこの時期に定着。ビアズリーにとっての教会の存在。アーサー王の死のドローイングにジレンマを抱いてる際に母エレンがロバートロスに宛てた手紙で母の素晴らしさを感じた。ビアズリーは挿絵や装画だけでなく文学作品も発表し始めたと記述があって調べたら小説も出してるみたい。読まなければ☆2022/04/05

パピコ

6
原田マハさんの「サロメ」を読んで興味を持ち、図書館で借りて来ました。若くして亡くなった黒と白の天才画家オーブリー。 たくさんの作品&解説を見ることができて満足。 彼の生い立ちを読んで、教育熱心な厳格な母・禁欲・父不在のパターンは、性に執着、また凶暴な性質が生まれやすい環境と児童心理の本で読んだことがある。 実際 謎の多いオーブリーは男色家だったのかもしれないが、ワイルドとはお互い嫌い合っていたようだ。また今度、原田マハさんの「サロメ」を読み直してみたい。あまり知らなかった画家さんの事、知れて得した。 2017/09/16

sa-ki

3
ビアズリーの絵が沢山収録されてるのが嬉しい。絵に隠された意味や、ジャポニズムの影響についての解説が面白かった。2008/01/14

漣 出雲@陰陽の先で鵺が啼く

1
恍惚2007/07/21

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