内容説明
真理の探究、心の救済を求めて行脚する高僧・玄奘三蔵。シルクロードから中央アジア、そしてインドへ―。遙か二万キロメートルに及ぶ苦行の旅へ駆り立てたものは何か。歴史の深淵に消えることなく生きつづける壮大なる三蔵法師の時空。
目次
序章 玄奘三蔵シルクロード・インドへの旅
第1章 シルクロードへ
第2章 インド世界へ
第3章 インド中原へ
第4章 中国への帰還
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふく
2
図書館「旅」特集コーナーより。三蔵法師、西遊記、孫悟空のイメージだったけど…玄奘が辿ったルート地図や、中国インド日本の略年表で、現実に生きていた人に感じられた。日本の仏教や政治に玄奘の影響…もだけど、実際に遣唐使と大陸に渡って、玄奘に会って、直接に学び大切にされた道昭に興味を持った。玄奘、釈迦、著者それぞれのエピソードも、歴史や宗教や哲学やルポルタージュやら面白かった。写真等の資料も…そういえば表紙の印象より盛沢山だった。ガンダーラブッダの顔が1番セクシーだと思う(断食じゃないブッダ)煩悩の対極なのに…2023/08/07
takao
1
ふむ2021/08/08