内容説明
中部アメリカの密林の中にのこる巨大石造遺蹟群。天文学・文字など独自の高度な文化を発展させつつ、突然900年ごろ消滅した謎の古代文明―。最新の知見をもとに、世界の四大文明と全く異なる環境に生まれたマヤ文明の全貌に迫る。
目次
第1章 マヤ文明の遺跡を訪ねる
第2章 マヤ、ネットワークの文明
第3章 マヤ社会の仕組み
第4章 マヤの世界・宗教・神々
第5章 現代に残る伝統・習慣
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tsubomi
9
2017.08.29-09.09:マヤ文化圏の遺跡を写真や図解入りで紹介。有名なものからマイナーなものまでいろいろあって建物だけではなく、当時の人たちの価値観や文化の紹介も面白かったです。多神教を信仰している彼らの神様の中にはトウモロコシの神様というのがいて、さすが発祥の地!と思いました。また、マヤ文明の発展→衰退→荒廃という流れが、なんとなく現代の日本に似ています。原始的宗教観+最先端の科学技術、戦闘好きな国のトップ、市民に広がるストレスや社会の歪みでじわじわと衰退していく様は空恐ろしいほど酷似。2017/09/09
ゆずこまめ
1
写真が多くてよかった。メソアメリカ文明も造形などなかなか面白い。色々勉強していきたい。2022/07/02
takao
1
ふむ2021/06/24
MK2
0
まあ手ごろ。2010/06/16
ロビー
0
良書2010/03/10