• ポイントキャンペーン

列島の考古学
弥生時代

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 119p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784309714431
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0320

出版社内容情報

200点を超える図版、大胆なテーマと分析、わかりやすい文章で知る考古学最新の成果

考古学に新たな光を当てるテーマに絞った編集。
「旧石器時代人の黒曜石を探し求める旅」、
「縄文土器を飾った文様にはどのような意味があるのか」、
「弥生文化と朝鮮半島文化の共通性はどのようなものだったか」、
「東と西の古墳の違い」・・・・・、
それぞれの時代の人びとの生活と活動
そして心のありようにせまる。

遺跡から発掘された遺構や遺物であっても、丹念な観察と慎重な思考を積み重ねれば、本シリーズの著者たちのように、当時の人々の行動パターンや考えさえも浮き彫りにすることができる。世界的にみてもきわめて特徴のある日本列島の考古学世界の実像がみごとに再現されている。
青柳正規(国立西洋美術館館長 東京大学名誉教授)

列島の考古学( 1巻 2巻 4巻
本書の特徴
・遺跡のある風景、発掘のドラマ、大胆な仮説と論考 ― 考古学の世界へいざなう読み応えのある記述。
・具体的な発掘の成果から時代を理解できるように各巻200点を超える図版を収録。
・列島各地だけでなく、朝鮮半島の発掘の成果もとりいれ、大陸との交流の状況を紹介。

体裁:A5判型判/上製本/各112~144頁(内カラー平均70頁)

弥生時代
武末純一(福岡大学人文学教授)
森岡英人(芦屋市教育委員会文化財団担当学芸員)
設楽博己(東京大学大学院人文社会系研究科教授)

弥生時代のありふれた道具である石包丁は、どのようにつくられ使用されたのか ― このような小さな疑問から、弥生の都市論、宗教観まで、考古資料に即しながら見た弥生時代の社会と文化。

1章 石包丁一つ、なにを語る
2章 弥生時代のたたかい
3章 男と女の弥生時代
4章 まぼろしの弥生時代
5章 朝鮮半島との往来
6章 弥生の宗教改革

内容説明

石包丁、戦争論、男と女、都市論、半島との往来、宗教観―多様な角度からとらえた弥生の相貌。分裂・競合、そして統合と支配へ。

目次

1章 石包丁一つ、なにを語る
2章 弥生時代のたたかい
3章 男と女の弥生時代
4章 まぼろしの弥生都市
5章 朝鮮半島との往来
6章 弥生の宗教改革

著者等紹介

武末純一[タケスエジュンイチ]
1950年生まれ。九州大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。修士(文学)。北九州市立歴史博物館学芸員、北九州市立考古博物館副館長を経て、福岡大学人文学部教授

森岡秀人[モリオカヒデト]
1952年生まれ。関西大学文学部史学科日本史専修課程卒業。考古学研究室在籍。芦屋市史編集室・芦屋市立美術博物館歴史学芸課を兼務しつつ、芦屋市教育委員会文化財担当学芸員を務め、現在、生涯学習課文化財担当主査

設楽博己[シタラヒロミ]
1956年生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科文化人類学専攻単位取得退学。博士(文学)。国立歴史民俗博物館考古研究部助教授、駒澤大学文学部歴史学科教授を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

11
図書館にて。2011年刊行。「はじめに」。弥生時代の一般的なイメージである実りの水田。〈一九四七年(昭和二二年)に始まった戦後最初の組織的発掘である登呂遺跡の大々的な水田は、こうしたイメージの形成に大きな影響を与えた。〉p.4 小見出し「弥生像の変化」〈一九七〇年ころまでの日本考古学の研究では、「弥生時代は光、縄文時代は影」であり、[…]縄文人は、「その日暮らしのみじめで貧しく弱々しい野蛮人」とされてきた。しかし一九七〇年代の後半には、世界的な未開社会見直しの波が日本の縄文時代研究にもおよ〉んだ。p.52023/11/03

陽香

2
201107302016/10/20

おらひらお

1
2011年初版。著者より購入する。その日に読了。最近の研究動向も押さえられており、考古学に興味を持つ人に最適かな。2011/07/20

ぼたん

0
難しかった…。2012/08/10

ken

0
わかりやすく整理されてます。2012/01/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3194739
  • ご注意事項