感想・レビュー
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bapaksejahtera
15
パリで記憶喪失の男が見つかる。開頭手術後間もない男の身許を探るためメグレは新聞に情報を提示。ブルターニュに近い港から連絡があり、男は元船長で今は閘門のある河口の港湾管理をしていたと判明。通報してきた女中と共にメグレは現地に向かう発端。船舶事業を背景とする資産家が村長として周辺を支配し、メグレにも居丈高に振る舞い情報を出し渋る。そのうち記憶喪失の男が毒殺される。物見高くも余所者を警戒する住民にメグレは穏やかに接し、最後には急転、事情が明らかになる。1931年作品とてメグレは港で縛られて朝を迎える活劇もある。2023/08/26
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