内容説明
人は何のために生きるのか。時代が押しつける巧妙な偽りの意識に抵抗し、自ら燃えつきることで、暗い時代に鮮やかな光芒を放った人々―ローザ、ベンヤミン、ブレヒト等を通して描く哲学的人間論。
目次
暗い時代の人間性―レッシング考
ローザ・ルクセンブルク 1871―1919
アンジェロ・ジュゼッペ・ロンカーリ―ローマ教皇ヨハネス二三世
カール・ヤスパース―賞賛の辞
カールヤスパース―世界国家の市民?
アイザック・ディネセン 1885―1963
ヘルマン・ブロッホ 1886―1951
ヴァルター・ベンヤミン 1892―1940
ベルトルト・ブレヒト 1898―1956
ワルデマール・グリアン 1903―1954
ランダル・ジャレル 1914―1965
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