山の紀行
回想の谷川岳

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309704234
  • NDC分類 291.33
  • Cコード C0075

内容説明

登攀に刻んだ青春の墓碑銘。灰色の戦中と、荒廃の戦後を、生の証しを刻みつけるように、一途に、憑かれたように、岩壁に命の灯をともして生きたクライマーがいた。佐瀬稔『喪われた岩壁』に描かれた男の、「永遠の一瞬」の回想。

目次

1 回想の谷川岳(A君への手紙;ひとり息子の山;秋のある登攀より ほか)
2 山の歳時記(アルプスの悲恋;あるビヴァーク;スキー帽物語 ほか)
3 山をめぐるノオト(ウエストンと一日本人;空からのヒマラヤ;谷川岳における登山思潮 ほか)

著者等紹介

安川茂雄[ヤスカワシゲオ]
1925‐1977。東京生まれ。本姓・長越。登山家、山岳紀行家、作家、翻訳家、編集者。中学時代より山を始め、丹沢、谷川岳、穂高岳の岩場に足跡をしるす。44年、谷川岳幕岩Aフェース初登攀。46年、日本山嶺倶楽部創設。三笠書房の編集者であるかたわら、第二次RCCのヒンズー・クシュ、パミール遠征に参加
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感想・レビュー

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Yasutaka Nishimoto

1
谷川岳は西黒尾根から登ったことがあって、夏山だから、前提からして違うのだけれど。右側覗いたら見えたのかな? 記憶にない。戦時中の登山、岩を登ることは、情報を集めるにしてもアクセスにしても、半端なく大変だろうが、やはり現地で眺めてみたい。さすがに今の年齢で岩を登る技術や体力を得るのは難しいと思うが、夏でいいので岩壁を見上げてみたい。2024/12/24

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