内容説明
たえず時代の先端を走り短歌1300年の伝統を雄々しく現代に謳い上げる佐佐木幸綱の全貌。
目次
「東歌」をどう読むか―筑波嶺にかか鳴く鷲
抵抗歌としての「東歌」―彼面此面に刺す罠
中央と地方(諾児なは吾に恋ふなも;並べて見れば乎具佐勝ちめり;高麗錦紐解き放けて)
民謡性の問題(悩ましけ人妻かもよ;殿の若子が取りて嘆かむ)
歌垣と歌―寝もと吾は思ふ
「東歌」の自然(比多潟の磯の若布;花散らふこの向つ嶺の乎那の嶺の)〔ほか〕
-
- 電子書籍
- カメラ至上主義! 平凡社新書