内容説明
医療が未発達な時代でも、介護を必要とする高齢者は存在した。では現代のような介護保険もケア・サービスも整っていない状況で、人々はどのように介護に取り組んだのか?江戸期を中心に、誰も知らなかった介護の歴史を解き明かす驚きの書!
目次
第1章 江戸時代の介護事情―介護休暇を取った武士
第2章 江戸時代の「老い」の捉え方
第3章 江戸時代以前の「老い」―古代~中世期の高齢者観
第4章 江戸時代以前の介護事情―古代~中世期の介護
第5章 古代~中世期の「姥捨て」
第6章 江戸時代の「介護に向かわせる」価値観
著者等紹介
〓井将之[サキイマサユキ]
1976年生まれ。首都大学東京大学院社会科学研究科後期博士課程単位取得退学。修士号2つ取得(哲学、国際市民社会論)。在学中からフリーのライター・執筆者として活動し、介護分野では10年近くにわたって、大手老人ホーム検索サイトのHP作成支援や高齢者福祉関連のニュース記事執筆などに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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