内容説明
塩味に塩、甘味に砂糖、うま味に「味の素」。家庭料理の味方です。うま味調味料の至高の使い方から、その歴史、安全性まで徹底的に語りつくし、「味の素」論争に終止符を打つ。
目次
第1章 なぜ味の素を使うのか?
第2章 うま味調味料とは何か?
第3章 うま味調味料の至高の使い方
第4章 うま味調味料の歴史
第5章 MSGは本当に体に悪いのか?
第6章 UMAMIは世界に誇る食文化
著者等紹介
リュウジ[リュウジ]
料理研究家。テレビ・漫画のレシピ監修や、食品メーカー等とのタイアップによるレシピ開発、自治体での講演も多数手がける。YouTube「料理研究家リュウジのバズレシピ」はチャンネル登録者数420万人超え(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
honyomuhito
47
これ本当に動画で酔っぱらいながら料理作ってるあのお兄さんが書いてるの?と思うほど論理的で理知的な文章だった。そうか料理というのは突き詰めると思想なのだな。自分で作るのか、作らないのか。手間を惜しまず手をかけるか、かけないか。食材や調味料に凝るのか、凝らないのか。おいしさを追求するのか、しないのか。食というものに意味を見出すか、見出さないか。食い意地に特化したこの飽食の国で、何を食べるかにはありとあらゆる選択肢がある。願わくば誰でもがその人なりに幸せな食生活を送れますように。2023/11/27
じょうき
22
図書館本。リュウジ氏のYouTubeは面白くて実践的なのでよく観ていて、味の素論争も何となく耳にしていた。レシピにあるので使用しているし、入れ忘れるとさっぱり味が決まらないのも経験的に知っていたが、味の素がどんな調味料で、どんな歴史をたどってきたのか、本書で初めて知った。発見から親しまれ、弾圧され、認め直されてきた経過は、ドラマティック。読みものとして単純に興味深く、イノシン酸との相乗効果の意味もよくわかり、理解が深まった。レシピも載っていて早速無限キャベツを作った。読んで楽しく実践的、良作だった。2024/03/21
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
16
リュウジ氏信奉者としては必読書でした。2023/12/02
イワトコナマズ
14
ユーチューブで人気の料理研究家「リュウジ」。彼のレシピの特徴は味の素などのうま味調味料をよく使い、またそれを隠さないこと。味の素をなぜ使うか、味の素をどう使ったらいいか、味の素は安全かなどについて彼の意見が書かれています。2024/06/16
特務曹長芳野
11
料理研究家にしてインフルエンサー、リュウジさんによる味の素讃歌 うま味は偉大 うま味調味料のネガキャン漫画だった「美味しんぼ」にも多少ではあるが言及されている 雁屋哲見てるか~(苦笑) ただし、味の素入れすぎだけにはご注意を 味の素の歴史も網羅 全般的にためになった 良著2024/02/08
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