河出新書<br> コミカライズ魂―『仮面ライダー』に始まる児童マンガ史

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河出新書
コミカライズ魂―『仮面ライダー』に始まる児童マンガ史

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  • サイズ 新書判/ページ数 336p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309631578
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0279

出版社内容情報

『仮面ライダー』に始まり、いまも熱く語り継がれる1970年代を中心としたコミカライズ作品。児童向けテレビ番組を原作としたマンガが多数生まれた時代の実作者が語る、自伝的マンガ史。

著者情報
1950年静岡県生れ。71年に『仮面ライダー』(石ノ森章太郎原作)で漫画家デビュー。『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』で小学館漫画賞受賞。21年まで京都精華大学マンガ学部専任教員を務める。

内容説明

テレビ番組や映画、小説のマンガ化―“コミカライズ”作品が少年マンガ誌を大いに賑わせた時代、それは一九七一年、石ノ森章太郎原作の特撮ヒーロー番組『仮面ライダー』によって本格的に幕を開けた。同時に、オタク文化が黎明期を迎えてもいた。本書は、数々のコミカライズ作品を発表してきた当事者による貴重な時代の証言にして、もうひとつの児童マンガ史である。

目次

第1章 コミカライズ前史
第2章 テレビ創世期のコミカライズ
第3章 『仮面ライダー』狂想曲
第4章 石ノ森ヒーローの時代
第5章 オタクカルチャーの蠢動
第6章 コミカライズは終わらない

著者等紹介

すがやみつる[スガヤミツル]
1950年、静岡県生まれ。71年、『仮面ライダー』(石ノ森章太郎原作)でマンガ家デビュー。83年、『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』で第28回小学館漫画賞受賞。大人向け学習マンガの分野を開拓し、本名の菅谷充名義にて架空戦記物を中心に娯楽小説も多数発表。2012年より京都精華大学マンガ学部で教鞭を執り、現在はふたたび執筆に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヒデキ

44
すがや先生のコミカライズで育った自分たちの世代は、「冒険王」の「新仮面ライダー」から、読み始めました ほぼ、毎月のようにあった分厚い別冊付録を楽しんでいましたが、そのために、先生が、苦労されていた記述に何故か、申し訳ない気持ちになってしまいました。 あの頃の冒険王のマンガが、テレビと違うストーリーになっていた理由も判ってしまった感じでした。2022/11/06

更紗蝦

35
すがや先生御自身の体験を元にして昭和のコミカライズ事情が回想されているので、「児童マンガ史」というよりも「すがやみつる版まんが道」といった感じの内容です。本筋のコミカライズに関する記述ももちろん興味深かったですが、個人的に驚いたのは、『ゲームセンターあらし』の「ビッグコンピューターをやっつけろ!」の巻は、山田正紀先生の『襲撃のメロディ』からインスパイアされているというお話でした。私が山田正紀ファンになったきっかけは中学生の時に読んだ『宝石泥棒』ですが、素地は『あらし』を読んだ小学生の時に出来ていた…!?2023/07/06

kei-zu

24
著者のコミカライズ作品は、私の年少期とともにあった。著者は「自分の絵に色気がない」と書くが、男子読者向けサービスシーンに、それでもドキドキした記憶がある。 「豆知識など読者にお土産を用意する」とも記述あるが、戦闘機漫画で「ジャミング(レーダー妨害)」を知った知った際は、確かにお得感がありました。 驚くのは、膨大な仕事の量と、通信制で大学を卒業後、現在は大学教授を務めていること。著者が漫画で描いたヒーローの活躍にも重なります。2022/11/06

てら

10
すがやみつる一代記と言うべき一冊。「ゲームセンターあらし」以前のことは何も知らなかったので、大変面白く読ませていただきました。登場する人々がことごとく大物ばかりで、現代から見ればとんでもない逸話ばかり。この時代(1960年代~70年代)の漫画・テレビ業界のカオスぶり・突進ぶりがうかがえます。しかし記述からは著者の誠実さ・丁寧さが伝わる良作でした。2022/11/03

ちゅるふ

7
桜多吾作氏や石川賢氏にも、こういうジャンルで書いてもらいたかった。2023/01/05

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