出版社内容情報
ゼロイチ思考、正義好き、パワープレイ、偽善&利他的…やっかいな脳のバイアスに惑わされず虚実混交する現実をサバイブする術とは?
内容説明
私たちは日々、脳に振り回されている…?近年、脳科学や行動経済学、心理学的研究の発展により、不合理に振る舞う人間の認知行動のしくみが明らかにされてきた。本書では、脳科学の知見とテクノロジーを組み合わせたブレインテック技術を用いて社会実験を行う神経科学者らが、私たちの脳を別人格キャラ“ブレインくん”に置き換えることで、その特性を客観化し、御し方を紐解いていく。自分や他人の脳がもたらすバイアスに惑わされることなく、虚実混交する現実世界をゆたかにサバイブする術を探る書。
目次
1 脳の仕組みを知る
2 不合理な脳の特性
3 不合理な脳劇場
4 モチベーション
5 人工現実と自然現実
6 現実を科学する
著者等紹介
藤井直敬[フジイナオタカ]
株式会社ハコスコCEO。医学博士・神経科学者、XRコンソーシアムおよびブレインテックコンソーシアム代表理事、東北大学特任教授、デジタルハリウッド大学大学院教授。東北大学医学部卒業、同大学院にて博士号取得。MIT研究員を経て、理化学研究所チームリーダー。研究テーマは「現実科学」。主著に『つながる脳』(NTT出版 毎日出版文化賞受賞)など
太田良けいこ[オオタラケイコ]
株式会社ハコスコCOO。XRコンソーシアムおよびブレインテックコンソーシアム共同創業者。PayPal、eBay、Telsa、Amazonなどの日本事業立ち上げ、楽天でのFintech/EC事業やXR/ブレインテックの業界団体など、人生の大半を先端テクノロジー分野の事業立ち上げに捧げている。現在、熱海の山奥で「脳と生きる」コーチングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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caniTSUYO
Kayo Miyashita
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- 和書
- 科学者、あたりまえを疑う