出版社内容情報
「ネットと愛国」以降、日本の右翼化、ネトウヨを告発してきた第一線の人気ジャーナリストが現在の「愛国」という名の「亡国」に挑む
内容説明
はじめてネトウヨと呼ばれる人々の実態をあきらかにした『ネットと愛国』から7年。ネトウヨ的な意見はいまや日本社会の主流となって、マイノリティや貧しい人々に襲いかかる。移民労働者、沖縄、在日コリアン、生活保護、ヘイトスピーチ被害者たち…さまざまなかたちであらわれる差別と排外主義の禍々しい現場に肉迫してきた著者が、数年にわたる取材を集成して問う、この国の「愛国」の悲惨な真実とその行方。
目次
第1章 愛国という亡国(朝鮮総連銃撃事件―右翼とネトウヨの境界からのテロル;民衆とともにある「本物の右翼」はいるのか ほか)
第2章 移民を拒む移民国家(移民を拒む移民国家;国際交流の美名のもとで―川上村の教訓 ほか)
第3章 デマと愛国・沖縄編(デマと愛国・沖縄編;無自覚な沖縄差別の深層 ほか)
第4章 時のなかの生(本田靖春、「拗ね者」と自称したノンフィクション作家;笹川陽平、父・良一の七光りの影 ほか)
第5章 ヘイトの現在地(ヘイトの現在地―あるタクシー会社社長が出した答え;ヘイトスピーチ包囲網 ほか)
著者等紹介
安田浩一[ヤスダコウイチ]
1964年生まれ。ジャーナリスト。日本社会に広がる差別と排外主義を告発し続けている。2012年『ネットと愛国―在特会の「闇」を追いかけて』で講談社ノンフィクション賞と日本ジャーナリスト会議賞を、2015年「ルポ 外国人『隷属』労働者」(G2vol.17)で大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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