出版社内容情報
「みんなで同じことを、同じペースで、同じようなやり方で」のまま続いてきた学校への絶望を、希望へと変える方法を提言する。
内容説明
小1プロブレム、学級崩壊、いじめ、学力テスト重視…「なんだかおかしい」。けれども、学校のシステムはどうせ変わらない、とあきらめていないだろうか。「みんな同じ時間割」「みんな同じ教材」「みんな同じテスト」は、「当たり前」ではない。未来の社会をつくる子どもを育てる学校が変わるために、私たちには何ができるだろうか。
目次
第1章 何が問題の本質なのか?(みんなで同じことを、同じペースで、同じようなやり方で;「落ちこぼれ」問題 ほか)
第2章 先生もつらい(教師の多忙;授業のスタンダード化 ほか)
第3章 学校をこう変える1「探究」をカリキュラムの中核に(システムの転換に向けて;学校は、変えられる ほか)
第4章 学校をこう変える2「ゆるやかな協同性」に支えられた「個」の学び(「学びの個別化」の必要;興味・関心や学ぶペースは人それぞれ ほか)
第5章 わたしたちに何ができるか?(まずは知ること;教育行政はとことん「支援」を ほか)
著者等紹介
苫野一徳[トマノイットク]
1980年生まれ。専門は哲学、教育学。熊本大学教育学部准教授。博士(教育学)。全国の多くの自治体や学校等でアドバイザーも務める。現在、共同発起人として、幼小中学校が一体となった軽井沢風越学園の設立を準備中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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